※鉄板は厚いほど蓄熱性が高く、食材を均一に加熱できるため
家でも”本格鉄板焼きの味”を。
そんな願いから生まれたのが、燕三条発の「Cadono 鉄板焼き用3.2mm極厚フライパン」です。
厚さ3.2mmの極厚鉄板が、ステーキやお好み焼きを外はカリッ、中はジューシーに焼き上げます。
この記事では、Cadono極厚フライパンの特徴から、シーズニング方法、お手入れのコツ、そしておすすめのレシピまでを詳しく紹介します!
目次
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開発ストーリー:燕三条の技術が生んだ極厚フライパン

Cadono極厚フライパンは、実演販売のプロ「コパ・コーポレーション」と金属加工の街・新潟県燕三条の老舗フライパンメーカー「双葉工業」が共同開発した、鉄フライパンです。
一般的なフライパンが「いかに軽くするか」を追求してきたのに対し、Cadono極厚フライパンは真逆の発想。
「どれだけ重くしても使いたくなる美味しさを出せるか」という視点から試作を重ね、3.2mmの極厚鉄板という結論に至りました。
その結果、食材を入れても温度は下がりにくく、高温をキープしたまま一気に焼き上げられる蓄熱性を実現。

サーモカメラ実験では、火を止めて10分経っても150℃を維持。この蓄熱性が、「外はカリッと、中はジューシー」に焼き上げます。
(参考:サーモカメラ検証結果:火を消して10分経過後、一般的なフライパンは38.8℃、Cadonoは150℃を維持※自社調べ。使用環境によります。)

また、慶應義塾大学とOISSY株式会社が開発した「味覚センサーレオ」を使い、Cadonoと比較対象品フライパンを比べてみると、香りの強度に差が出ることが証明されました。
Cadonoでステーキ調理すると、焼きたてのステーキの香りがいっそう引き立ちます!
Cadono極厚フライパンの特徴
3.2mmの極厚鉄板が生み出す「旨みの閉じ込め」
鉄板の厚みがあることで、熱が均一に伝わり、表面は香ばしく、内側はジューシーに。
食材を入れても温度が落ちにくいので、肉も野菜も水分を逃さず旨みを凝縮します。


角型デザインでの調理効率アップ
「Cadono」は名前の由来でもある ”カド(角)”にこだわり、一般的な丸形ではなく、正方形の鉄板形状を採用。
底面積が広く、一度にたくさんの食材を焼くことができます。
また、ヘラがぴったり沿う直角のカドは、鉄板焼きの操作性を高めています。


コーティングなしでサビに強い
Cadono極厚フライパンはコーティングを一切使用していません。
そのため、フッ素樹脂の剥がれや有害物質(PFAS)の心配がなく、金属ヘラ、バーナーなど使用OK!フランベもできちゃいます。
サビを防ぐための「窒化処理」済みで、サビにも強く、使い込むほど油が馴染み、育つ鉄板として風合いが増していきます。


シーズニングとお手入れ方法:長く愛用するための基本
鉄フライパンは「育てる」楽しみが魅力。
その第一歩が、シーズニング(油ならし)です。
Cadono極厚フライパンも、鉄フライパンなので、初めてご使用になる前にシーズニングをお願いしています。

【初回シーズニング手順】
①洗剤でよく洗い、水気をしっかり拭き取る。
②フライパンを火にかけ、煙が出るまで熱する。
③火を止めて、キッチンペーパーなどで油を全体に塗り、再び軽く加熱。
※煙が出やすいので、しっかり換気をしてください。
※空焼き状態で非常に高温になるので、火傷に注意してください。
※調理後の洗浄の際は、油膜を剥がしてしまうため、洗剤の使用をお控えいただくことを推奨しております。
この工程で表面に油の膜ができ、焦げ付きやサビを防ぎます。
また、調理後に洗剤を使わないのがポイント!洗剤で油膜を落としてしまうと、再び焼き直しが必要になります。

【お手入れのコツ】
①調理後、フライパンが温かいうちに洗う
汚れが固まる前に、熱を利用して汚れを落としやすくします。
②洗剤は使わない
洗剤は油膜を剥がしてしまうため、サビや焦げ付きの原因になります。
③タワシやささらで洗う
汚れを落としながら油膜を維持できます。
④水気をしっかり拭き取る
水滴が残るとサビの原因になります。
⑤火にかけて水気を飛ばす
水気を完全に飛ばし、油が均一に広がるようにします。
⑥油を塗る
手間と感じるかもしれませんが、正しいお手入れを続けるほど使いやすく、味わい深い一枚に育ちます。
Cadono極厚フライパンで作るおすすめレシピ
🥩和牛ステーキ

🕛調理時間:20分
【材料】2人分
豚肩ロースステーキ肉・・・・・250g
牛脂
塩・・・・・・・・・・・・・・ふたつまみ
A料理酒・・・・・・・・・・・大さじ2
Aケチャップ・・・・・・・・・大さじ2
Aウスターソース・・・・・・・大さじ2
A醤油・・・・・・・・・・・・大さじ1/2
A酢・・・・・・・・・・・・・小さじ1/2
Aおろしにんにく・・・・・・・小さじ1/4
Aインスタントコーヒー・・・・ひとつまみ
A塩・・・・・・・・・・・・・ひとつまみ
お好みの付け合わせ・・・・・・適量
【下準備】
お肉は焼く30分ほど前に常温に戻しておく。
作り方
1. 鉄フライパンをしっかりと温め、フライパン全体に牛脂をしっかりと塗る。中弱火にしてステーキ肉を置き、塩をして1分20秒焼く。
2. ひっくり返してさらに30秒ほどサッと焼く。バットなどに一旦取り出して3分ほど休ませる。
3. 耐熱容器にAを入れて混ぜ合わせ、ラップなし600Wのレンジで1分加熱する。
4. 鉄フライパンをもう一度しっかりと熱し、中弱火にして2をのせて 、片面を10秒ずつ焼く。焼きあがったらそのまま切り分ける。
5. 焼きあがったら付け合せの野菜などを焼き、器に盛り付ける。さらに4を盛り、3をかける。
ポイント
❶ 今回使ったのは肩ロースの「ザブトン」という部位です!
❷ 今回牛脂を使っていますが、ない場合は米油やサラダ油を使ってください。
❸ ソースはお子様でも食べやすいように料理酒で仕上げていますが、大人の方は料理酒を赤ワインに変えるとコクのある赤ワインソースとして楽しめます🍷
専用アクセサリーで“本気の鉄板焼き”を楽しむ

Cadono極厚フライパンには、使い勝手を高める専用ヘラとフタも用意しています。
フタは裏返すとフラットになり、スタッキング収納が可能。
さらに、ヘラを差し込んでフタを開閉できる構造で、熱くても安全に扱えます。
ボウルや計量器としても使える多機能設計です。
まとめ
Cadono極厚フライパンは、単なる調理器具ではなく、「食を楽しむ時間」を変えてくれる一枚です。
強火調理、金属ヘラ、直火OK――自由に使い込むほど味が出る“育つ鉄板”。
使うほど馴染み、素材のうまみを引き出してくれる頼れる存在です。
ぜひ一度試してみていただけると幸いです。